STUDIOを活用したLP制作のメリットから制作の流れまでを解説!
LPを制作するにあたって次のようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
「新規事業の立ち上げに伴って、LPを素早く制作したい」
「LP制作にかかる手間やコストをなるべく抑えたい」
「LP制作後、スピーディーに改善サイクルを回したい」
上記のようなお悩みを解決するのに最適なのが、ノーコードツール「STUDIO」です。
STUDIOは、コーティング不要で本格的なLP制作を実現できるツールです。自由度の高いデザインを作成でき、制作後の運用改善もしやすいのが特徴です。
特にスタートアップや新規事業の立ち上げにおいては、いち早くLPを制作したり、制作後に素早く改善サイクルを回すことが重要になるため、STUDIOを活用することで多くのメリットがあります。
本記事では、STUDIOを活用したLP制作のメリットやデメリット、LP制作の流れ、注意点などを詳しく解説します。
STUDIOで制作したLP制作事例も合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
<h2>ノーコードツール「STUDIO」とは?
STUDIOとは、LPを制作できるノーコードツールです。自由度の高いデザインを実装でき、制作後の運用もしやすいため、スタートアップから中小企業、大企業に至るまで、数多くの企業で導入されています。
STUDIOでは、コーティング不要で自由自在にデザインができ、作成したデザインを1クリックで公開できます。面倒なコーディングやサーバー設定などは不要です。
また、コンテンツごとにSEOに最適な設定が可能で、リダイレクトやサイトマップ生成はもちろん、タグ設定も簡単に編集できるのが強みです。
<h2>LP制作にSTUDIOを導入するメリット
LP制作にSTUDIOを導入するメリットは以下の6点です。
・制作期間を短縮できる
・保守や管理のコストが抑えられる
・チーム間でのコラボレーションが容易になる
・コーディングスキル不要で制作できる
・デザインの自由度が高い
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
<h3>LPの制作期間を短縮できる
STUDIOを活用することで、コーディングした場合と比較して、実装にかかる時間的コストを削減できます。
例えば、デザインとコーディングで約2ヶ月を要するLP制作の場合、STUDIOを活用してコーディング作業を省くことで、LP制作にかかる工数は半分程度まで短縮できるため、約1ヶ月程度で制作ができます。
工数が削減できるぶん、より素早くマーケティング施策の改善や検証が行えるため、広告用LPなどの制作にも適しています。
また、スタートアップや新規事業の立ち上げにおいて、いち早くLPを制作し公開したいという場合にも最適です。
<h3>素早い仮説検証ができる
STUDIOはLPの制作がスピーディーに行えるだけでなく、LP制作後の運用改善も素早く対応することができます。細かい改修も簡単に行えるため、素早い仮説検証が可能です
そのため、実際にLPを運用して、仮説検証を繰り返しながらコンバージョン率を最大化していきたいという場合にも最適です。
<h3>保守や管理のコストが抑えられる
STUDIOを活用したLPでは、保守や管理のコストを抑えることができます。
テキストや画像の差し替えといった細かい修正もコーディング不要で簡単に行うことができるため、わざわざLP制作会社に保守を依頼せずとも自社で対応可能になります。
LPOを行って仮説検証をしながらLPのパフォーマンスを最大化させていく場合は、もちろん専門的なLPOのノウハウが必要になりますが、そうでない場合の軽微な修正は専門知識がなくても自社で素早く行えるため、不要なコストを削減できます。
また、STUDIOで制作したサイトは全てSTUDIOのサーバー上で公開するため、別途レンタルサーバーを用意する必要はなく、サイト制作後はワンクリックで公開できます。
STUDIOはログインをするだけで、常に最新のプロダクトを利用できるため、バージョンのアップデート等に合わせたメンテナンスやプラグインの更新といった作業も必要なく、コストを抑えられます。
<h3>チーム間でのコラボレーションが容易になる
STUDIOでは、共同作業ができます。無料プランでも作業人数に制限はありません。
大規模なプロジェクトでも、複数のクリエイターで同時に作業を進めることでスムーズに作業を進められることもメリットの1つです。
また、STUDIOを活用したLP制作を外注する場合にも、プロジェクトチーム内で共有がしやすいため、効率的にLP制作を進めることができます。
<h3>コーディングスキル不要で制作できる
ノーコードツールを使用せずにLPを制作する場合、まずはデザイナーがLPをデザインした後、エンジニアがコーディングをして実装するのが一般的ですが、STUDIOを活用することで、デザイナーがデザインから実装までを一気通貫で対応できます。
<h3>デザインの自由度が高い
STUDIOの最大の魅力はデザインの自由度の高さです。STUDIOでは、白いキャンバスに0からデザインを自由に実装できるため、テンプレートに縛られず、思い通りのデザインを実装できます。
もちろん、テンプレートも豊富に用意されているので、デザインに自信がない場合でもおしゃれなLPを制作することができます。
ただ、見た目のきれいなだけでないコンバージョンに繋がるLPを制作したい場合や、自社のブランディングを行いながらこだわりのLPを制作したいという場合には、デザインのスキルや知識が必要になります。
その場合には、STUDIOを活用したLP制作に対応している制作会社に依頼することで、通常のLP制作を外注するよりもコストを抑えながら本格的なLPを制作できる場合があります。
<h2>LP制作にSTUDIOを導入するデメリット
LP制作にSTUDIOを導入するデメリットは以下の2点です。
・機能の制約がある
・連携できるサービスが限られている
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
<h3>機能の制約がある
全てコーディングでLPを制作する場合と比較すると、ノーコードでの制作は実装できる機能が限られる場合があります。
WordPressなど他のCMSと比較すると、
・ページネーション機能
・スライドショー機能
・コード編集
・ネットショップ機能
などの機能が実装できません。
しかし、2022年にはそれまでなかった「サイト内検索機能」が実装されているため、今度も段階的に使用可能な機能が増えていくことが期待できるでしょう。
<h3>連携できるサービスが限られている
現在(2023年7月時点)で、STUDIOと連携可能な外部サービスは下記の通りです。
マーケティング
・Googleタグマネージャー
・Google Analytics
・Googleサーチコンソール
・Facebookピクセル (Facebook広告用)
・Google reCAPTCHA v3
・HubSpot Tracking (Beta)
カスタマーサクセス
・チャネルトーク
・Intercom
API連携 (Beta)
・Notion
・Airtable
・MicroCMS
API (Beta) を除く外部アプリ連携は、有料プランでのみ利用可能な機能となっています。
LP制作において重要なヒートマップツールなど、公式では連携に対応していないツールでも、基本的にはGTM(Google Tag Manager)を活用することで連携が可能になります。
また、iframeボックスを利用することで、Google maps、formrun、SlideShareなどの外部サービスを公開サイトに埋め込むこともできます。
連携サービスに制約があっても、できることは豊富にあるので、STUDIOを活用したLP制作で実現可能かどうかわからないことがあれば、STUDIOに対応したLP制作会社に相談してみましょう。
<h2>STUDIOを活用したLP制作の流れ
ここからは、STUDIOを活用したLP制作の流れをご紹介します。基本的な流れは、次の通りです。
・LPの目的を決める
・LPの要件を定義する
・STUDIOのアカウントを発行する
・LPのワイヤーフレームを制作する
・STUDIOでLPのデザインを制作する
・LPをSTUDIOで実装・公開する
・公開後は運用改善をする
それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
もしSTUDIOを活用したLP制作を外注する場合には、どの範囲まで自社で対応し、どこまで外注するのかを決めてから依頼する必要がありますので、ぜひ参考にしてください。
<h3>LPの目的を決める
LPを制作するうえで、まずは何のためにLPを制作するのか目的を明確にしましょう。
売上を増加させたいのか、新規顧客を獲得したいのか、採用を強化したいのか、目的が違えばLPの方向性も大きく変わります。
自社の課題や現状をもとに、具体的な目的を設定しましょう。
また、なんとなくデザインを新しくしたい、イマドキなWebページを作りたいなどといった抽象的な理由でLPを制作しても効果が出ない可能性があります。
商品のリブランディングに伴ってLPのデザインを新しくしたい、などより具体的な目的を設定すると良いでしょう。
<h3>LPの要件を定義する
効果的なLPを制作するために最も重要といっても過言ではないのが、要件定義です。
要件定義が不明確だと、LP制作をスムーズに進行できないだけでなく、軸のブレたLPになってしまいます。
また、要件定義の段階で方向がしっかり決まっていないと、後で大きな修正が入ることになり、コストが余分にかかってしまうリスクがあります。
要件定義では主に
・LPのゴール
・優先順位(何に予算と時間をかけるか)
・ターゲット
・キーワード
・予算
・スケジュール
・集客方法(WEB広告、メルマガ、SEO等)
などを具体的に決めましょう。
LP制作会社に外注する場合は特に要件定義をしっかりと行い、事前に共有するようにしましょう。
<h3>STUDIOのアカウントを発行する
STUDIOを利用するためにはアカウントの発行が必要です。STUDIOのアカウント作成は、Googleアカウントを持っていればそれに紐付けて簡単に行えます。
STUDIOは無料でも利用できますが、使用したい機能によって有料プランの契約が必要な場合があるので必ず確認しましょう。
独自ドメインでの運用を考えている場合は、有料プランの契約が必須です。
<h3>LPのワイヤーフレームを作成する
要件定義ができたらすぐにLPのデザイン制作をするのではなく、まずはワイヤーフレームと呼ばれるLPの設計図のようなものを制作して、構成やコンテンツを練っていきます。その設計図に沿って、デザインを作成していきます。
もちろん、STUDIOに搭載されているテンプレートを活用してワイヤーフレームを特に作成せずにデザイン制作をすることもできますが、より成果の出るLPを制作したいという場合は、この工程が重要になります。
なぜなら、ワイヤーフレーム作成の段階で、ユーザーの行動を考えた上での情報設計やUX設計をできるかどうかで、LPのパフォーマンスは大きく変わってくるからです。
自社にLP制作やWEBマーケティングのノウハウを持つ人がいない場合は、LPの構成やコンテンツ設計の段階からLP制作会社に依頼するのがおすすめです。
<h3>LPのデザインを制作する
ワイヤーフレームが完成したら、いよいよデザインを制作していきます。
ターゲットや商材に合わせた配色やレイアウト、フォント等を設計していきます。
STUDIOのテンプレートを使って簡単にLPを制作することもできますが、コンバージョン率の最大化を求める場合はテンプレートの使用はおすすめできません。なぜなら、ターゲットや商材、設定したコンバージョンなどによって最適なデザインは異なるためです。
見た目の美しさだけでなく、UI/UXを意識した訴求力のあるLPを制作するためには、ノウハウやスキルが必要不可欠なので、デザイナーに依頼するのがおすすめです。
<h3>LPをSTUDIOで実装・公開する
デザインの制作が終われば、制作したデザインをSTUDIOで実装していきます。
通常であればここでコーディングの作業が必要ですが、STUDIOの場合はコードを書く必要はありません。そのぶん、大きな工数削減が可能です。
STUDIOは、デザインの自由度も高く、レスポンシブも細かく設定できるため、ほとんどのデザインは問題なく実装することが可能です。
またページ公開に関しても、独自ドメインの接続から公開まで、数クリックで完結しますので、制作後はすぐに公開できます。
<h3>公開後は運用改善をする
LPを制作し公開しただけでは、十分に成果を出すことはできません。公開後には、さまざまなマーケティング施策を実施しながら、LPの最適化を行うための運用が必要になります。
制作したLPを活用して、WEB広告やメルマガ配信などのマーケティング施策を実施する場合は、LPが最適化されていなければ、マーケティングにかけた費用が無駄になってしまいます。そのため、LPの最適化は優先度を上げて取り組むべき施策の1つです。
STUDIOでは、テキストの変更や画像の差し替えなど、管理画面から直感的に変更が可能です。簡単な修正であれば、非エンジニア・非デザイナーの方でもすぐに対応することができるため、制作後も効率的にLPのPDCAサイクルを回すことができます。
LP制作後に本格的なLPOを実施して、コンバージョンを最大化したいとお考えの方は、LPOに強いLP制作会社に依頼するのがおすすめです。
<h2>STUDIOを活用したLP制作の注意点
STUDIOを活用したLP制作には以下のような注意点があります。
・基礎的なプログラミングの知識が必要
・成果を出すためにはLPOのノウハウが必須
・デザインのスキルがないと素人っぽいLPに
上記の注意点について詳しく見ていきましょう。
<h3>基礎的なプログラミングの知識が必要
STUDIOはノーコードでサイト制作が可能なツールですが、wixやペライチなどのノーコードツールと違ってデザインの自由度が高い反面、基礎的なプログラミングの知識が必要となります。
特に、複雑なデザインや各種デバイスサイズへのレスポンシブ対応などは、ある程度の経験が必要です。
そのため、社内にSTUDIOでの制作経験のあるメンバーがいない場合は、プロのデザイナーやSTUDIOに対応している制作会社に依頼するのもおすすめです。
<h3>成果を出すためにはLPOのノウハウが必須
STUDIOを活用したLP制作で最も注意したいのが、LPをただ制作するだけでは、成果は出にくいということです。
成果の出ないLPの典型としては、売り手側が一方的に伝えたい情報を詰め込んだものや、ただ見た目が綺麗なだけでユーザーが必要としている情報を必要な順序で提示できていないものなどが挙げられます。
LPで成果を出すためには、ユーザーのモチベーションや心理状態に寄り添った情報設計やUX設計が必要ですし、流入元の特性を考慮したLP制作が重要となります。
LPOやWEBマーケティングのノウハウがない場合は、実績が豊富な制作会社に依頼するのがおすすめです。
<h2>STUDIOで制作されたLP事例3選
最後に、実際にSTUDIOを活用して制作されたLP事例をご紹介します。
STUDIOの最大の特徴である、デザインの自由度の高さを活かした事例をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
<h3>株式会社IRIS|Tokyo Prime
こちらは、株式会社IRISが運営する日本最大のタクシーサイネージメディア「Tokyo Prime」のSTUDIOを活用したLP事例です。
ターゲットとなるエンドユーザーが富裕層・ビジネス層であることから、高級感のあるデザインになっています。
サービスの強みを紹介するコンテンツでは、数字とイラストを用いて、視覚的にわかりやすく情報がまとめられています。
LP全体の構成や、コンテンツ内容はシンプルでわかりやすく、かつデザインではサービスのブランドイメージがしっかりと伝わります。
<h3>株式会社トラックレコーズ|TECH HIRE
https://techhire.trackrecords.co.jp/recruitment
こちらは、株式会社トラックレコーズが提供するエンジニア採用代行サービス「TECH HIRE」のSTUDIOを活用したLP事例です。
ファーストビューの時点で、どのようなサービスなのかが一目でわかります。また、CTAボタンやグローバルナビがわかりやすく配置されているので、このLPを訪れたユーザーは迷うことなく自分の必要としている情報にたどり着くことができるでしょう。
このようにファーストビューの見せ方ひとつで、LPの直帰率を低下させ、コンバージョンへと誘導しやすくなります。
またこのLPでは、イエローやグリーンがアクセントカラーとして使用されており、メリハリのあるデザインになっているのも参考にしたいポイントです。
ユーザーに注目させたいコンテンツや、CTAエリアにアクセントカラーを用いることで、伝えたい情報を強調することができています。
<h3>株式会社HERP|HERP HIRE
こちらは、株式会社HERPが提供する、デジタル人材採用を加速する採用管理システム「HERP HIRE」のSTUDIOを活用したLP事例です。
画面右側に資料請求フォームが固定されており、ユーザーが興味をもった段階でいつでも資料請求ができるように設計されています。
また、フォームの項目は最小限で、入力のハードルとストレスを下げることに成功しています。
また、サービスの特性上、何ができるのか・どんなサービスなのかが伝わりにくいという課題を解決するために、LP内にサービス紹介動画を埋め込んでいます。
このように、STUDIOでは自由度の高いデザインやレイアウトが可能となっており、本格的なLPを制作することができます。
<h2>まとめ
ノーコードツールSTUDIOは、コーティング不要で自由度の高いLPが制作できるツールです。
コーディングが必要ないぶん工数を削減でき、LP制作にかかるコストを抑えることができます。
また、制作後の運用改善も手軽に行えるため、素早く仮説検証を繰り返すことでコンバージョン率の最大化に役立ちます。
テンプレートが豊富かつ、コーディングの専門的な知識不要でLPを制作できるSTUDIOですが、LPで成果を出すためにはUI/UXを考慮したデザインスキルや、LPOやWEBマーケティングのノウハウが必要不可欠です。
社内にSTUDIOでの制作経験のあるメンバーがいない場合や、LP制作のノウハウがない場合は、プロのデザイナーやSTUDIOでのLP制作に対応しているLP制作会社に依頼するのがおすすめです。
・新規事業の立ち上げに伴って、LPを素早く制作したい
・LP制作にかかる手間やコストをなるべく抑えたい
・LP制作後、スピーディーに改善サイクルを回したい
といったお悩みをお持ちの方は、ぜひSTUDIOを活用したLP制作を検討してみてはいかがでしょうか。
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